活版、横濱 二〇一三

活版、横濱 二〇一三 ~活版作家達による活版印刷物、活字、活版材料の販売、活字母型、活字組版展示など

活版、横濱 二〇一三
活版、横濱 二〇一三
活版、横濱 二〇一三
活版、横濱 二〇一三
活版、横濱 二〇一三
活版、横濱 二〇一三

活版、横濱 二〇一三

※本イベントは終了致しました。多くのご来場、ありがとうございました。

このイベントは、東京を中心に湧き上がる活版の新しい可能性を横浜でも根付かせ、地元密着で発信していくキッカケになればと思い開催することにしました。
「活版、横濱 二〇一三」の開催場所としてイセザキ町を選んだのは活版の歴史と同じく、新しい魅力をまだまだ発信できる可能性の町と思ったからです。 多種多様な人たちが集まるこの町で新たな活版を発信できれば幸いです。

今回、築地活字と古くから付き合いのある業者さんアマガサ印刷さんやまつざわ印刷さんにご協力をお願いいたしました。
まだまだ、東京の活版の認知度に比べ、神奈川も含めた地方の印刷に携わる業者さんは、どこか活版を過去のものとしか認識していない方が多いのは事実だと思います。 組版の素晴らしさに心惹かれ、活版の世界に足を踏み入れる若い人たちがたくさんいるということを、業者さんにも感じてもらいたいのです。 活版組版の力強さとかかわった職人さんの仕事ぶりをぜひ、紹介したいです。

築地活字 平工希一

【日 時】2013年 2月 9日(土曜日)11:00~19:00、10日(日曜日)11:00~18:30
【会 場】りせっとcafe 伊勢佐木町店 2F 横浜市中区伊勢佐木町2-62 オリエンタル共同ビル --->会場詳細

【入場料】ワンオーダー制です。レジでご注文後、入場カードをお渡し致します。

【概 要】
・活版作家さん達のオリジナルの活版印刷物(ポスト・カード、封筒、メッセージ・カードなど)
・手動式活版機(テキンとアダナ機)を使ったワークショップ
・新・活字ホルダーを使ったワークショップ
・活字、活版材料の販売
・活字母型などの展示
・地元神奈川の印刷屋さんの活字組版の展示

【参加者】敬称略
AUI-AŌデザイン大磯活版発信室、アマガサ印刷、活版工房、築地活字、ズアン課、ツバメ活版堂、つる9テン(つるぎ堂、九ポ堂、Knoten)、Bird Design Letterpress、ベイレタープレス、まつざわ印刷 --->詳細

【協 力】敬称略
江野印刷、大川印刷、後藤印店、有限会社 佐々木活字店、中村活字、芳野印刷、株式会社 山櫻

【主 催】築地活字

活版、横濱 二〇一三 会場アクセス

りせっとcafe 伊勢佐木町店 2F
横浜市中区伊勢佐木町2-62 オリエンタル共同ビル
電話:045-261-5570
JR京浜東北線関内駅北口より徒歩4分

京浜東北線、横浜方面からお越しの際は最後尾の車両に乗られると便利です。桜木町側、北口改札が最寄りになります。 KFC(ケンタッキーフライドチキン)の角を曲がりますと、イセザキチョウモールという商店街です。まっすぐ進んでいただき、BOOK OFFがみえてきたら、左手のお煎餅屋さんの並びになります。老舗テーラーだった建物を改装したcafeで、れんが造りの外装です。『活版、横浜』の旗を目印にお越しください。

※左の地図をクリックしますと拡大致します。

りせっとcafeさんは陰明五行論に基づく薬膳スープが特徴。 本来持っている免疫力をバランスよく発揮できるようになることを助ける目的でつくられています。さらに効果を高める薬味のトッピングもあり楽しく食べて頂けます。 季節のお野菜たっぷりのスープは身体があたたまります。 他にもかぼちゃラテ、生姜ハチミツラテなどの和ラテや、伊勢佐木町店限定の柚子メニュー、ほっと柚子茶や、胚芽ゆずサンドもお試しください。


googlemap

出展者のご紹介 ※随時更新※

AUI-AŌ Design 大磯活版発信室

AUI-AŌ Designは グラフィック デザインと紙モノ文具・雑貨の企画制作、販売を行っています。 また、昔ながらの印刷方法である活版印刷に注目し、大磯町から活版印刷の文化を広めるために「大磯活版印刷発信室」を立ち上げました。
【昔ながらの文化や感情を体験し呼び起こす】
便利になった現在、昔からの積み上げられてきた文化や感情は希薄なものとなりつつあります。 そのなかで、私達はデジタル化の普及により出番の少なくなった「文字を書くこと」や「直接モノに触れること」を取り上げ、 私達ならではの構築方法で商品を作ることにしています。
【大磯活版発信室とは】
神奈川県の大磯町を拠点に活版印刷の文化や良さを再認識してもらう為、新しくAUI-AŌ Design内に立ち上げる事にしました。 イベントでの印刷体験ワークショップを中心に活版印刷の文具や雑貨を製作します。
www.aui-ao.jp

アマガサ印刷

今回、創業以来のお付き合いをさせていただいています 築地活字様よりお声を、掛けて頂きご協力させて頂くことになりました。
活版一筋で50年以上の年月が過ぎ印刷業界も大きく様変わり致しましたが、 ここ数年来活版の魅力とぬくもりに注目されるようになり、色々なデザイナーの方々と接する機会に恵まれ今迄の活版印刷では、考えないようなアイデアなど色々なご提案を頂きまして、現在今までとは違う活版印刷を日々楽しみながら過ごしています。

活版工房

活版印刷の魅力を少しでも多くの人に伝えたいと、初心者向け活版印刷体験ワークショップを月1回、現役の活版印刷所にて現役の職人さん達と共に開催しています。また、年に数回イベントなどにも参加させていただいています。
http://kappankoubou.com

ズアン課

横濱生まれ、横濱育ち、横濱在住。グラフィック、webデザイナーを生業としています。
今回は、ドイツ ミュンヘンの活版工房 フリーゲンコプフ書体見本の展示と、大きな木活字を使った限定ポスターの特別販売、ほか、写真の展示等を行う『予定』です。
www.zuan-ka.com  

ツバメ活版堂

ツバメ活版堂はリン版画工房の活版部門です。金属活字と古版木と版画を併せた作品(カード・案内状・その他)の販売・制作・展示を行っています。また、ワークショップ(活版体験・木口木版画・銅版画・ガリ版・リノカット・ステンシル・紙版画・リトグラフなど版画全般)も開催しています。
http://www.facebook.com/Tsubamekappan/

つる9テン(つるぎ堂、九ポ堂、Knoten)

つるぎ堂、九ポ堂、knotenの3グループで組んだ活版印刷作家のユニット  です。 イベントやワークショップなどの活動をしています。

【つるぎ堂 多田陽平】
 実家は70余年続く活版印刷屋。オーダーを受ける傍ら、動物やマトリョーシカなどをモチーフとしたオリジナル商品も作成。ロシア関連イベントやアルパカフェスタなど活版イベント以外にも多数出展。
http://tsurugido.dtiblog.com

【九ポ堂】
「九ポ」とは活字の大きさの9ポイントに由来します。
祖父の残した9ポイントの活字と印刷道具を用いて、皆様にニヤリとしていただけるような、物語性のある作品を作れるよう心がけております。
www.kyupodo.com
twitter ID: @soheisohei
twitter ID: @aoi_sakai

【knoten】
「クノーテン」とはドイツ語で「むすびめ」という意味です。
小さな一枚が、手にとって下さる方々の縁を結んでくれる一枚になるような
物作りができたらという想いをこめています。
季節を感じるようなモチーフなどを中心に、紙やインキの色にこだわりながら
手キンと呼ばれる手動の活版印刷機で印刷しています。
色々な和紙や触り心地の良い紙、画用紙など、大好きな紙にこだわりながら
季節を感じてもらえるような、ポストカードやミニカードなどを作ることを心がけています。
http://ameblo.jp/knoten-blog

Bird Design Letterpress

Bird Design Letterpressは、東京都あきる野市にて、活版印刷による名刺のデザインと印刷を行っているレタープレススタジオです。デザインの自由度が高く比較的深いへこみが得られるディープレリーフタイプの樹脂凸版、及び、伝統的な鉛活字を用いた活版印刷を行っています。
活版印刷は一色ずつしか印刷できず、手間も時間もかかり制限も多い印刷技術なのですが、それでも活版印刷された名刺はとても格調高くこれからも提供する価値のあるものだと考えています。
厚く柔らかい紙に、軽くへこんだ文字のエッジに残る光の陰影は美しく、その一枚一枚の名刺に重みを感じています。
http://birddesignletterpress.com

BAY LETTERPRESS(ベイレタープレス)

横浜のレタープレス・活版印刷のブランドです。デザイン・印刷からワークショップやイベント出店など、レタープレス・活版印刷の良さを広めたく活動しています。今回は、ベイレタープレスのオリジナルアイテム、『アンティーク加工紙』を使用したアイテムの展示販売、そして、珍しいADANA 3x5inchの印刷機を展示します。質問や疑問でもかまいませんのでぜひお声を掛けて下さい、お待ちしております。
http://www.facebook.com/BAYLETTERPRESS
http://twitter.com/#!/bayletterpress

まつざわ印刷

当社は川崎大師から5分ほどの閑静な住宅街にあります。 公証人役場が発行する公正証書を印刷し、神奈川県全域と東京都の一部、遠くは九州にも 和紙の印刷物を納品しております。昔は0.05ミリの薄い和紙に印刷する証書、契約書、 登記書の類は、活版の聖域でした。創業以来(50余年)、愛用の築地活字を使っての組版は 父親の代からおこなって来ました。活版には力強さがありオフセット印刷やコピープリントには ない温かみがあるような気がします。大量にあった清朝という活字は今は廃棄してありませんが 懐かしさで一杯です。 現在では証書、契約書類は和紙だけでなくコピー用紙等を使うところもあり、印刷に関しても 活版から水無しオフセットでおこなっています。そんな現状ですが、活版・凸版の印刷が出来る 菊4サイズの印刷機は、30年になろうとする現在でも現役で動いています。

築地活字

横浜市、南区にて活版印刷用金属活字の鋳造販売業を営んでおります。築地活字の前身「横浜博文館」を横浜市中区南太田町の地に創業したのは 1919(大正 8 )年 6 月のことでした。小社の創業以来のシンボル・マーク「丸に HP 」はそのときから用いられており、その由来は「博文館プリント」からとられたものとされています。以来、この横濱の地で活字鋳造と印刷材料販売を、90年以上にわたって継続することができましたのは、ひとえに顧客各位のご支援の賜と深く感謝しております。
【業務内容】
・活版活字鋳造販売~書体、号数、ポイント等、わからないことはお問合せください。
・印刷材料販売
・版下制作
・活版印刷受注
・製版(樹脂製版・亜鉛凸版・オフセットネガフィルムなど)
http://tsukiji-katsuji.com

活版、活版印刷とは?

活版印刷とは、 鉛、錫、アンチモンを配合して作られる金属活字とインテルやクワタ(行間や余白をつくる材料)などを組んで版を作る活字組版印刷、樹脂製版や亜鉛凸版などを用いた凸版印刷の1種。
少し前まで新聞、書籍などの多くもこの方法で印刷されてきましたが、写真植字、PCによるDTP(デスクトップ・パブリッシング)などの出現により、時間と手間のかかる活版印刷、活字そのものを扱う業者は激減し、活字組版をできる職人、それを印刷できる業者もわずかとなりました。現在はリトルプレスや、若手作家の間で「新しくて懐かしい」印刷方法として見直されつつあります。

今回、神奈川の業者さん、作家さんを中心に活字組版の展示、印刷物の販売を行います。そんな活版印刷の現在を垣間みていただけましたら。

主催・お問合せ

株式会社 築地活字
横浜市南区吉野町5丁目28-2(三進興業ビル1F)
電話:045-261-1597
メール:info@tsukiji-katsuji.com
営業時間:08:30 - 17:00  休業日:土・日・祝日

© 2013 築地活字